右脳トレーニング・初級編―図形パズル・連想ゲーム・塗り絵…
あなたは右脳を意識的に使っていますか?
右脳はだれでも日常生活で無意識に使っているものですが、勉強や仕事などで鍛えられるということはあまりありません。右脳の役割とされるものの中で、音楽はだれでも生活の中に根づいているでしょう。楽器の演奏までは行かなくても、CDを聴いたり、カラオケを歌ったりと、音楽的環境はまずまずのはず…。
しかし、図形、映像、絵画などの視覚的な分野ではどうでしょうか。あまり右脳を意識して使うということがないのではないでしょうか。
脳血管性の認知症で右脳をやられる人は、そうした視覚的分野を使うことがおろそかになっていたことが考えられます。「ボケたくない」という消極的な動機でもけっこうです。まずは、ここにご紹介する「右脳を鍛えるトレーニング・初級編」から始めてみてはいかがでしょうか。 ※関連ページ:「心と体と知能を若く保つ7か条」
右脳を鍛える初級向けとしてパズルとしては、ジグソーパズルと、注意力と観察力を高める図形パズルがあります。ひとたびパズルの世界にはまると、さまざまなパターンのパズルを楽しみたくなります。そして、だんだん高度なパズルに挑戦したくなります。
パズルと並んで視覚的な右脳鍛錬に効果のあるものに、絵画があります。絵は「うまく描けないから」という理由で敬遠する人が多いようですが、近年はさまざまなレベル、作風の「大人のための塗り絵」が楽しまれるようになってきました。デッサンはヘタでも、別人のように素晴らしい絵が完成します。興味のある方は「塗り絵 大人」で検索してみてください。いろいろありますよ。
塗り絵では物足りないという方。もちろん、水彩画、淡彩スケッチ、色鉛筆画、水彩色鉛筆画、ボタニカルアート(植物画)、水墨画などを始めるのは、さらに脳によい影響があります。自己表現の領域が増せば増すほど、前頭葉が活性化するからです。
このほかに、お金をかけずに日常生活の中で誰でもできる「教材不要の右脳強化法」をご紹介しています。
〔右脳トレーニング・初級編〕の内容ジグソーパズルで右脳トレーニングを楽しむ ジグソーパズルは単純な作業ですが、イメージ力や直観力を養い、右脳を鍛える効果があります。ジグソーパズルを楽しむコツは「好きな絵や写真を完成させた時の喜び」を頭に描くことです。 図形パズルで注意力・観察力・集中力をつける 図形パズルは注意力や観察力、集中力を養います。また、高度なパズルでは図形的記憶力や推理力、発想力を養うものもあります。問題のレベルは半分くらい解けるものが効果的でしょう。 大人の塗り絵は右脳を鍛える一石二鳥の趣味 大人向けの塗り絵は「絵が下手」という方でも素晴らしい絵を描く喜びが味わえます。認知症対策にもなりますが、右脳や前頭葉を活性化させる絵画入門として、一石二鳥の趣味を楽しみましょう。 教材不要の右脳強化法―歩きながらする5つの脳トレ 教材不要、歩きながらでもできる簡単右脳強化法をご存知ですか? 頭の回転をよくするコツは右脳・左脳の連携。看板の瞬間読み、言葉のイメージ化、頭の中に地図を描くなど5つの方法を紹介してます。 |