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ナンクロ(ナンバークロスワード)

 ナンクロはナンバークロスワードの略で、「タテのカギ・ヨコのカギ」がないことを除けば、クロスワードと同じです。

 ナンクロをやったことがない人は、ヒントがないのにどうして解けるのか不思議に思うかもしれませんが、「同じ数字には同じ文字が入る」ということを利用して、勘を働かせながら、論理と推理によって単語を特定して行きます。

 文章だけではわかりづらいので、入門者のために、次のような小さな問題をサンプルとして用意しました。

【例題】


 クロスワードと違うところは、すべてのマスに数字が入っていることです。そして、同じ数字のマスには必ず同じ文字を入れなければなりません。この問題では「1=カ」「2=キ」があらかじめ与えられていますから、20マスのうち7マスはすでに埋まっているわけです。3から8までの文字を推理します。


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ひらめき脳と論理脳を鍛える

 ナンバークロスワードを解くには、言葉のひらめきが重要になってきます。

 たとえば「シ〇ゲ」という欄があったら、これはシアゲ(仕上)だとピンとこなければなりません。それでは次の単語はどうでしょうか? (やさしいので答えは省略します)

 ①パ〇ダ  ②ワダ〇  ③ラ〇カ〇 (〇は同じ文字)  ③ホ〇ムラ〇

 候補となる単語は一つとは限りません。むしろ、複数あるのが普通です。
 たとえば「サク〇」です。真っ先に「サクラ」がひらめく人が多いでしょうが、他にも「サクシ」「サクゴ」「サクイ」などを思い浮かべるのは難しいことではありません。

 それではもう一つ、「〇イシ」という単語はどうでしょうか。今度は「コイシ」「サイシ」「スイシ」「ゴイシ」「カイシ」「ケイシ」などたくさんあります。特定するのはお手上げのように見えますが、もしも〇に入る文字が上と同じだとしたらどうでしょうか?

 「サク〇」と「〇イシ」の両方に当てはまる共通の文字は、「ゴ」しかありません。
 このようにして、他の欄とクロスさせながら、次々と数字を確定していくのです。
 ナンクロはひらめき脳だけではなく、筋道を立てて可能性を狭めていく論理脳が鍛えられます。

 なお、ナンクロは仮名の問題が一般的ですが、近年の漢字ブームに乗って、漢字ナンクロも盛んになってきました。漢字の熟語に強い人は有利です。どちらがより面白いかは人それぞれでしょう。

【問題を解く糸口】(右図=再掲)


1.スタートラインは、2つの文字がわかっている左上ヨコの「カキ③④⑤」と、左上タテの「カ⑥キ⑤」です。

2.「カキ〇〇〇」に該当する単語は、カキツバタ、カキゴオリ、カキトメル、カキムシルなどです。

3.「カ〇キ〇」に該当する単語は、カミキレ、カミキリ、カマキリ、カシキリ、カンキリなどが浮かびますが、カンキリはヨコのマスを見ると先頭が「ン」になってしまうので、候補から外れます。

4.次に、両者に共通する⑤に注目します。すると、それぞれいくつか候補がありましたが、共通するのは「リ」のみです。これで「カキ〇〇〇」は「カキ〇〇リ」、つまり「カキゴオリ」ということになりました。

5.しかし、「カ⑥キ⑤」はまだ、「カミキリ」「カシキリ」「カマキリ」のどれか決めかねます。そこで今度は⑥を含む単語、右下タテの「キ⑥⑤」に注目します。

以下、省略しますが、このようにして①~⑧の数字が次々とあぶりだされていくのです。

  ナンバークロスワード例題の正解図

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