脳を鍛える脳力トレーニング
日常生活が脳トレ|散歩・笑い・栄養素・指の運動…
 ◎ウォーキング ◎笑いと免疫力 ◎脳の栄養素 ◎文章…   
 脳の仕組と働き  右脳トレーニング  左脳トレーニング  日常生活が脳トレ  クイズ・パズル  囲碁・将棋など
 心が脳を変える!  実用的 能力開発  頭を鍛える読書法  漢字脳を鍛える  趣味で脳を活性化  アイデア発想法

日常生活が脳トレ
   散歩・笑い・栄養素・指の運動・日誌…

 

心と体と知能を
若く保つための7か条


 一見、脳をあまり使っていないような日常生活での行動も、脳を柔らかにすることによって結果的に脳を鍛える効果を生むことがたくさんあります。

 逆に、いつも頭を使っている人はボケないかというと、そんなこともありません。大学教授でさえ、辞めたとたんにボケることがあるのです。ボケないためには、頭だけでなく脳血管系の病気に気をつけるなど、健康にも留意しなければなりません。

 「ボケないための10か条」とか、「生活習慣病にならないための10か条」というようなものが、いろいろな団体から出されていますが、表現の違いはあれ、だいたい同じような内容になっています。そこで当サイトでは少し欲張って、「心と体と知能を若く保つための7か条」というものを作ってみました。頭だけ使っていても、脳の健康にとって十分とはいえないことがおわかりになると思います。

 1.頭を使う
 2.体を使う
 3.食事に気をつける
 4.打ち込むものを持つ
 5.人と交わる
 6.ストレスを減らす
 7.喫煙、深酒をしない


 これだけでは抽象的ですので、簡単な説明を付け加えましょう。脳に関係ないように見えるものもありますが、体あっての頭です。脳血管系の病気は言わずもがな。たとえば、足が弱ってくれば、気力や脳力も衰えてきます。逆に心が体の病気を招くこともあります。

1.頭を使う


 ボケないためには頭を使う。わかりやすいですね。ただし、片寄った頭の使い方をしていると、使わない部分がさびつきます。右脳、左脳、前頭葉と、大脳全体を活性化すれば、相乗効果で若さを保つどころか、それ以上の脳力を獲得できるでしょう。

2.食事に気をつける


 生活習慣病対策では、食事に気をつけることが最も重要です。腹八分目で、栄養バランスの取れた食事をすることが一番大切ですが、特に脂肪と塩分の取りすぎには注意が必要です。そのほか、良質のたんぱく質をとり、青魚を食事に取り入れることも大事。バラエティに富んだ食材と味付けを心がけ、食事の時間を家族と共に楽しみましょう。

3.体を使う


 生活習慣病の予防には、肥満対策として体を動かすことも大切。特にウォーキングは血圧や血糖値をはじめとするさまざまなリスクを改善します。また、歩くことは脳の活性化にもプラスになります。 運動は年齢や体力を考慮して、無理なく継続することが大切です。

4.打ち込むものを持つ


 高齢になってからでも、仕事や趣味など、打ち込むものを持っている人は、心身の健康を保ち、健康長寿になる率が高いようです。趣味は、仕事を辞めてから急に見つけようとしても、打ち込めるほどの趣味が見つかるとは限りません。仕事が忙しい世代でも、趣味を楽しむゆとりを持ちましょう。

5.人と交わる


 人と交わることはボケ防止に効果的なだけでなく、心の若さを保つ秘訣です。もちろん、脳力にもプラスになるはず。仕事を辞めてから社会とのつながりがなくなり、人と接触する機会が少なくなる人は、男性に多いようです。仕事人間は、地域とのつながりを持つように心がけましょう。

6.ストレスを減らす


 ストレスが大きな病気を招くことは、わかっている人でも軽視しがちです。強いストレスが続くと、免疫力が落ち、自然の治癒力が低下します。がん、心臓病、脳卒中など、日本人の三大死因と呼ばれる病気はストレスとも密接に関係があります。ストレスは、脳にとっても集中力、記憶力、思考力などを弱め、判断力を狂わせるなど、よいことはありません。

7.喫煙、深酒をしない


 タバコの害についてどんなに警鐘を鳴らしても、禁煙をする人はあまり増えません。タバコはストレス解消になる。いつでも禁煙できる。今からでは遅い。…と禁煙をしない理由はさまざまですが、実は依存症であることに気付いていないのです。深酒がやめられない人も同様です。どちらも、体に悪いことはもちろんのこと、脳にも悪いことは科学的にはっきりしています。

〔日常生活が脳トレ|散歩・笑い・栄養素・指の運動・日誌…〕の内容


脳をリフレッシュする机の周りのうろつき
 勉強や仕事などが続いたとき、ときどき机の周りをうろつくと、脳がリフレッシュされて効率が高まります。アイデアがわき上がるのもこんなときです。

散歩、ウォーキングには脳力を高める効果もあった
 ウォーキングは肥満の予防と改善に効果があるばかりでなく、脳血管性認知症につながる動脈硬化を防ぎます。また、ストレスを軽減し、脳を活性化して、アイデアを生みます。

複雑な指の運動で脳を活性化(効果を高めるには…)
 ふだんはあまり使わない指先のすばやい運動をすると、脳が活性化されます。脳の軽いウォーミングアップに最適。また、楽器の練習も脳にいい影響があります。

笑いは脳を活性化させ、免疫力を高める
 笑いはストレスを軽減し、脳をリラックスさせ、集中力を高めます。また、笑いは自律神経に働き、免疫力を高めます。米国には「笑い療法学会」というものもあります。

生活習慣病の予防は認知症防止につながる
 さまざまな怖い病気の原因となり、ボケにもつながる動脈硬化を中心に、生活習慣病の原因と予防法を解説。併せて、脳血管性の認知症の予防法を紹介しています。

たばこは集中力を高め、脳にいいか?
 「たばこを吸うと集中力が高まる」説、「ストレスの解消になる」説は本当か? アセチルコリン、ドーパミンなどの脳内物質の仕組みや、マウス実験の結果を元に解説。

脳に必要な栄養素―DHAやEPAで頭が良くなるか?
 脳が必要とするさまざまな食べ物について、DHAやEPA、ブドウ糖、チロシン…などを中心に解説しています。DHAなどをとると本当に頭がよくなるのか、科学的根拠にも言及。

文章で鍛える5つの能力―日記やブログで大脳はフル回転
 文章を書くことは、脳全体に負荷を与え、意欲・創造力を育てる最強の脳トレです。知識、経験、日本語力、文章構成力、共感力などさまざまな能力が関係します。

日誌・雑記帳・備忘録をつける効果・効能
 日誌や雑記帳・備忘録について、「日記と日誌の違い/何を記録するか?」「意欲と実行力を高める自己管理術」「雑記帳や備忘録は捨てないメモ―創造的な脳を作る礎にも」という観点から効果・効能を述べています。
  ページトップ   HOME