脳の仕組みと働き
頭がよくなるヒントがここにある!
また、脳の神経細胞がダメージを受けるとどうなるのか。アルツハイマー病を始めとするさまざまな認知症について、その原因や予防法について知っておくことも重要です。
〔脳の仕組みと働き〕の内容脳力=頭の良さとは?―ある心理学者と脳神経生理学者の説を比較 頭がよいということはどういうことなのか。学校と仕事での脳力の違い、頭のよさの一般的イメージ、そして心理学で有力な「知能の7因子」について紹介しています。 脳を機能別に分けると…(脳の仕組み1) 脳は大脳、小脳、脳幹の3つからなり、大脳は総司令部の働きをしています。小脳は運動機能に関係し、鳥や猫などが発達しています。脳幹は爬虫類の脳とも呼ばれます。 右脳と左脳、役割の違いと脳梁(脳の仕組み2) 左脳は言語、計算、論理などをつかさどり、また右脳は映像や空間の認識、音楽、美術、直感などに関係しています。大切なのは両者を結ぶ脳梁(のうりょう)の働きです。 脳の司令塔―前頭葉の役割(脳の仕組み3) 後頭葉、頭頂葉、側頭葉、前頭葉についての主な役割の説明。その中でも意欲、創造、計画にかかわる脳の司令塔、前頭葉について詳しく紹介しています。 足の運動が前頭葉の働きをよくする(脳の仕組み4) 意外にも、足の運動も前頭葉の働きを良くすることに繋がっているのです。人の脳は200万年前、狩りなどの持久走によって急に肥大化しました。運動連合野を鍛えるとA10神経核の働きがよくなり、前頭前野に影響するという仕組みを解説。 記憶を司る海馬。情動を司る扁桃体も記憶に関与 海馬は大脳に入った情報の取捨選択をして、記憶全体を司っています。扁桃体は快不快を判断するのが主な役割ですが、隣の海馬と影響し合って記憶に影響を与えています。 意欲と創造性を弱める脳の癖―偏桃体の働きを知る なぜ、勉強ができても仕事ができない人がいるのか? その答えは意外にも情動を司る偏桃体にありました。あなたは、仲間をつくる本能や生来の好奇心を忘れて、仕事に不可欠な意欲や創造性を弱めていませんか? 認知症の種類―アルツハイマー型・脳血管性・レピー小体型… 物忘れから始まるボケ…。脳の病気、認知症にはアルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型などがあり、それぞれ原因や症状が異なります。 ボケを防ぐ暮らし方―認知症予防対策 将来、認知症にならないための予防対策として、食事バランス、適度な運動、頭を使うこと、ストレス対策、コミュニケーションの5の柱に沿って解説します。 脳の機能はファジー! 忘却、勘違いなど当たり前…でも 脳の特性ともいうべきアナログ的、ファジー的な面をデジタルと比較しながら、そのいい加減さ、間違えやすさが逆にコンピュータにはない優れた脳力を発揮し得ることを述べています。 仕事ができる人はファジー脳(遊び脳)を有効活用 人間だけができる高次元の「遊び」の概念を説明しつつ、それが直感やひらめき、コミュニケーション能力、誤りの発見と改善など、仕事に生かす原動力になることを述べています。 想像力が頭の回転を良くする|創造力を鍛える暮らし 想像力(空想力)は応用力や創造力につながります。日常生活の中でできる、想像力=創造力を養うための様々なヒントを提示しています。 運動で頭が良くなる脳の仕組みがあった! 運動で頭が良くなる脳の仕組みについて、「頭の良さとは知識力+問題解決力+創造力」「運動が前頭前野と運動野を活性化」「猿人がヒトに進化したのは…」などをテーマに解説。 IQ、EQに次ぐ「第3の知性」=CQとは? 近年、ビジネスや教育の分野では、「IQ(知能指数)やEQ(心の知能指数)と同じくらいに、CQ(好奇心指数)が大事だ」ということが言われています。CQとは何かについて解説。 CQ(好奇心指数)の'C'はコミュニケーション、文化、子供力につながる 大人になって失われつつある好奇心を取り戻し、CQ(好奇心指数)を伸ばすための方法を考えます。CQに付加されたコミュニケーション力指数や文化指数、子ども力指数についても解説。 |